2017-10

インフルエンザワクチン

 インフルエンザ対策として、今年も本病院職員へのワクチン接種(基本全職員対象)が始まりました。

今年度(2013/2014冬)のインフルエンザワクチンの株は
A/California(カリフォルニア)/7/2009 (X-179A) (H1N1)pdm09
A/Texas(テキサス)/50/2012 (X-223) (H3N2)
B/Massachusetts(マサチューセッツ)/2/2012(BX-51B)(山形系統)

ちなみに、昨年度(2012/2013冬)のワクチン株は
A/California(カリフォルニア)/7/2009(H1N1)pdm09
A/Victoria(ビクトリア)/361/2011(H3N2)
B/Wisconsin(ウイスコンシン)/01/2010(山形系統)


 A香港型(H3N2)とB型のワクチン株が昨年度のものとは異なっています。

 A香港型(H3N2)株においては、鶏卵でウイルスを増殖させたビクトリア株の抗原性が流行株のものと離れていました。そこで、鶏卵で増殖させても流行株との抗原性が似ているテキサス株に変更されました。

 また、B型に関しては、流行株自体が昨年度からかなり変わってきたとの判断で変更されました。昨年度のウイスコンシン株はクレード3、今年度のマサチューセッツ株はクレード2に分類される株です。B型株といえど抗原的に別物と考えた方が良いです。

 日本のインフルエンザワクチンはA型2株B型1株の3価ワクチンなのですが、米国ではA型2株B型2株の4価のものも販売されています。
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