2017-06

海馬

 前項は海の中のウイルスの話でした。海つながりでタツノオトシゴ関連の話を書きます。

 タツノオトシゴを英語で書くと Seahorse、直訳すると海馬です。
 医学的に海馬といえば、大脳辺縁系の一部で、記憶や空間学習に関わる脳器官を指します。(ちなみに脳構造の海馬の英名は Hippocampus です。)

HippocampusFrontal.gif
           ↑海馬(Hippocampus)の場所
(http://brainmind.com/BrainOverview.htmlより)


 なぜ、脳の構造名として海馬、いわゆるタツノオトシゴなのか。海馬を取り出してみると分かります。

Hippocampus_and_seahorse_cropped.jpg
↑海馬とタツノオトシゴ 形そっくり!
(http://en.wikipedia.org/wiki/Hippocampus より)

 長い間、中枢神経系は一度傷害されると再生しないと考えられてきました。しかし、近年の研究により海馬には神経幹細胞が存在することが判明してます。
 海馬を中心とした神経刺激により、この神経幹細胞が活性化し、新たに神経細胞が増殖していくのです。そのため、運動や感覚刺激、リハビリテーション継続の重要性が問われています。

 日常生活の中にも何かに感動して、神経新生を促したいものです。

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