2017-10

遅発性感染(症)

 持続性感染のうち、初感染の後に極めて長い潜伏期の後に発症する感染症を遅発性感染症といい、通常は遅発性ウイルスがその原因となります。

遅発性感染症

  ヒトの遅発性感染症として次の2つが有名です。

亜急性硬化性全脳炎(subacute sclerosing panencephalitis; SSPE)
原因ウイルス 麻しんウイルス

進行性多巣性白質脳症(progressive multifocal leukoencephalopathy; PML)
原因ウイルス JCウイルス

 これらの疾患は神経疾患として発症するため、難病(公費負担)となっています。

 なお、長い病状経過となる慢性肝炎は遅発性感染症に含めません。経過が長いということではなく、発症するまでの潜伏期が長いというのが遅発性感染症の特徴です。

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