2017-05

潜伏感染(1)

 持続性感染のひとつに潜伏感染があります。ヘルペスウイルス科のウイルスなど特定のウイルスのみが示す感染様式です。
 慢性感染では常に病原体が検出できますが、潜伏感染ではウイルス粒子の検出ができません。

潜伏感染

 ウイルスは初感染の後、特定の潜伏感染組織にゲノムの状態で潜伏します。この状態を潜伏感染といい、ウイルス粒子は検出できません。
 その後、何らかの要因でウイルスは再活性化し、同じ株のウイルス粒子が再び増殖し、検出されるようになります。この状態を回帰感染と言っています。回帰感染によって発症する(回帰発症)こともあります。

 水痘・帯状疱疹ウイルスの場合、初感染で発症した場合には水痘(みずぼうそう)となり、回帰発症した場合には帯状疱疹となります。
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