2017-06

感染の経過

 感染を時間経過で分類すると、大まかに次のように分けられます。

1 急性感染
2 持続性感染
   1)慢性感染
   2)遅発性感染(症)
   3)潜伏感染


 急性感染は持続性感染と対をなす感染様式です。つまり非持続性の感染が急性感染となります。
 急性感染と聞くと、急激に発症する感染症と考えがちですが、それは誤りです。急性感染は別名一過性感染とも言います。感染が一過性に終了するからです。

 遅発性感染の発は発症のことです。すなわち数年の長い感染期間を経て、遅れて発症する感染様式です。語尾に (症) と記したのは、必ず感染症となるからです。一度、遅発性感染症が発症してしてしまうと、現在の医学では患者さんを救う事はできません。

 サイトメガロウイルスが含まれるヘルペスウイルス科のウイルスは潜伏感染します。潜伏感染は複雑な感染様式を示します。ヘルペスウイルス科のウイルスが感染したら、体内のどこかにウイルスゲノムは火葬されるまで存在し続けます。

 後日、それぞれの感染様式を説明したいと思います。
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