2017-11

コメントについて

 コメント欄に質問等をお寄せ下さり、ありがとうございます。

 現在、先天性感染症検査の以外にも、インフルエンザやノロウイルス感染症(昨年からはデングウイルス感染症対策やエボラウイルス感染症も)対策等に時間を費やしており、ご質問に十分な返答をできないでおります。
 返答を期待してコメントされる方に対して大変申し訳なく思っております。

 とはいえ、抗体価のみの問い合わせにおいて、返答に困ってしまうことも多々あります。

 サイトメガロウイルス感染は潜伏感染を含めた複雑な感染様式があり、免疫応答も個人差があります。
 抗体検査においてはどの検査法を利用したかのか、どこの検査施設にて実施したのか、抗体価の比較はペア血清を用いたものか(採取日が異なる血清を同じ検査系で比較いているのか)などを考慮せねばなりません。

 胎児検体を用いない母体の抗体検査は、あくまでも胎児感染の確率を推測するに留まります。胎児の超音波所見や胎児検体のウイルス学的な検査所見などをあわせて、総合的に胎児感染を判断すべきです。

 こちらからの質問にも答えてくださる状態で私宛にご連絡をくださると、より的確な情報を提供できるだろうと考えております。

 愛泉会日南病院(代表電話 0987-23-3131、Fax 0987-23-8130)
 研究所 峰松宛

 勝手ながら、実験中や診察中は電話でのご質問に対応ができません。ご了承ください。
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はじめまして。分からないことがあり質問させてください。

サイトメガロigM陰性でigG陽性、第一子妊娠中です。

食事の際、主人との直箸での食事でサイトメガロに再感染の可能性というのはあるのでしょうか?できるだけ小皿に分けたりと避けてますが、主人がそのまま直箸で取ったりすることがあり…
幼児の唾液等は感染の危険がというのをよく見ますが、大人の唾液については気にしなくても良い程度なのでしょうか?

 サイトメガロウイルスは性行為感染するウイルスです。なので、唾液や性器分泌液などは感染源となることがあります。しかし、それらに含まれる感染性ウイルスの濃度よりも小児の唾液や尿の方が高いです。

 リスクとして考える上では、まず子供の唾液・尿に注意しておく方がよろしいでしょう。
(成人の唾液が感染源にならないということではありません。)

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ちえ 様

東京大学で CMV Avidity Index を検査されたということでしたら、私のところに検体が来るはずです(東京大学で集めたCMV Avidity Index 検査は、私の施設で実施しています)。
ただ残念ながら、すべての検体がブラインド化(記号化)されているので、どなたの検体かは私の方ではわかりません。

採血時の妊娠週数とAvidity Index との関係によりますが、ご連絡の妊娠週数でしたら、Avidity Index が 40%以上なら妊娠中の初感染ではないと判断できると思われます。

なお、(デンカ生研のキットを利用して測定されていた場合)IgM抗体指数が1.2未満のため、IgM抗体陽性とは言えません(判定保留域に相当しています)。
したがって、IgM抗体が長く残るパーシステントの状態であるとは言えません。

新生児の尿でCMV核酸が陽性だった場合、出生後しばらくしてから難聴が判明/進行することがあります。可能であれば、新生児への抗CMV剤の投与をお勧めします。

以下の2つのサイトもご参照ください(厚生労働科学研究班のページです)
http://www.med.kobe-u.ac.jp/cmv/
http://cmvtoxo.umin.jp

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ちえ様へ 2

 特定の医療機関を公開指名することは避けたいと考えています。

 したがって、このブログを介さずに連絡を取りたいのですが、メールアドレスを名前を記載の上、投稿していただけないでしょうか? 名前のクリック『このコメントは管理人のみ閲覧できます』としてくだされば、私のみがメールを読むことになりますので。

 出生後検査ということであれば、東京大学病院で (私が実施した )Avidity Index 検査の結果を聞かれてからでも遅くはないかと考えております。

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