2017-07

インフルエンザ対策ポスター

 厚生労働省インフルエンザ対策の啓発ポスターにおいて、マメゾウくん&アズキちゃんの登場で 『まめにマスク、まめに手洗い』が合い言葉になりました。このポスターに『うがい』を推奨する言葉はありません。愛知県の健康づくり応援イメージキャラクター、エアフィーはうがいのキャラクターなのですが、愛知県のポスター標語にすら『うがい』の文字はありません。

インフル対策ポスター

インフル対策 愛知H25年



 インフルエンザの検査で綿棒を鼻腔に突っ込まれてウイルス抗原検査を行なった経験がある方も多いかと思います。すなわち、インフルエンザウイルスは主に鼻腔に感染しています。加えて、インフルエンザウイルスは鼻腔粘膜に吸着後、すばやく細胞の中に侵入します。

 普通のうがいで鼻腔の奥まで洗浄しているでしょうか? また、ウイルスが細胞に吸着してから細胞内に侵入しする前に、頻回に(約20分ごとに)うがいを行なえているでしょうか?

 『うがい』によって口腔内の細菌の希釈洗浄ができ、インフルエンザウイルスを活性化するプロテアーゼが減少するといった報告はあります。しかし、インフルエンザウイルスが感染するのは、口腔だけに限らず、うがい液が通常は到達しない鼻腔深部です。
 やはり、うがいよりも、手洗い・マスク・咳エチケットによる対策を実施した方が感染予防効果は高いようです。

 目くじらたてて、うがいを否定してるわけではありません。うがいを行なうと口腔内の細菌やプロテアーゼの希釈はできますし、喉の気持ちも良くなります。

 ただし、インフルエンザ対策として、手洗い・マスク・咳エチケットがより大切だということを、ポスターで感じてもらいたいと思います。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/dl/inful-poster25c.pdf
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