2017-05

検査のジレンマ

 久しぶりの更新です。思うことがあり、少し更新を止めていました。

 サイトメガロウイルスIgG抗体 Avidity Index を測定させていただいた妊婦さん。妊婦健診に来られないと心配していたら、いつの間にか他の産科施設で人工流産術をされていたとの連絡がありました。(他にさまざまな理由があったのかもしれませんが…。)

 Avidity Index は被験者(妊婦さん)が病原体に初感染か否かを評価する手段です。すなわち、胎児への感染確率の推測にAvidity Index 検査は使えます。でも、胎児が感染したか否かを調べる検査ではないのです。(胎児が感染したか否かを知るには、羊水等の胎児検体が必要となります。)

 私に検査を依頼される妊婦様にお願いがあります。
 新しい検査法等は胎児・新生児への早期診断・治療に役立てることを目標として研究を進めてきました。人工流産への選択を増やすために実施しているわけではないことをご承知おきください。

 妊婦さんに対しては、きちんとした検査情報の提供ができる産科医療体制の確立が急務だと思われました。
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ご連絡ください

 コメントをくださいまして、ありがとうございます。
返答に際して、確認したい情報(超音波所見、検査日等)があります。

 よろしければ、私宛(職場)に電話連絡をくださらないでしょうか?
電話連絡先は以下のHPにあります。
(実験中、診療中の場合には後ほどこちらから連絡いたします。)

http://www.med.kobe-u.ac.jp/cmv/counseling.html
または
http://www.med.kobe-u.ac.jp/cmv/igg.html

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