2015-03

免疫グロブリンの種類と抗体検査法

 抗体が陽性か陰性、抗体価が低値か高値かという評価だけでは、判断を誤ることもあります。

 免疫グロブリンのクラス別の特徴および抗体測定法について表にまとめてみました。
 抗体の検査を実施する場合には、検出測定する免疫グロブリンの種類、検査法の特徴を把握した上で、測定結果を解釈しなければなりません。

 ↓クリックでちょっと拡大

免疫グロブリン特徴


抗体測定法

 また、感染症の診断のためには、抗体検査の結果のみならず、臨床症状および微生物学的検査の結果をも総合的に判断する必要がありまます。


臨床検査データブック 2015-1016

 臨床検査データブック 2015-2016年度版

 サイトメガロウイルスに関して、抗体検査、抗原検査、核酸検査、薬剤耐性遺伝子検査など8項目を執筆しました。

 単に検査値が異常か否かで判断するのではなく、検査値となるメカニズムや結果の評価法について記載してあります。考える検査法を目指した本です。
 お値段 4,800円 内容の濃さからすると、安いと思っております・・・。

臨床検査データブック2015-2016

先天性サイトメガロウイルス感染症の記事(2月19日読売新聞夕刊)

 2月19日付の読売新聞夕刊(東京本社版)を入手しました。先天性サイトメガロウイルス感染症の妊娠管理等について記事が掲載されています。私もサイトメガロウイルス感染細胞の免疫染色の写真を提供しています。

 さて、今年1月から実施されている医療費助成に係わる難病および小児慢性特定疾病として、『先天性風疹症候群』と『先天性ヘルペスウイルス感染症』、二つの先天性感染症が含まれています。

 しかし、予防接種による予防法がなく、患児数が圧倒的に多い『先天性サイトメガロウイルス感染症(および、その他の先天性感染症)』が含まれていません。認知度を問題とするならば、一般の方への認知度がさらに低いと思われる先天性疾患は医療費助成対象疾病に含まれています。

 個人的には、先天性サイトメガロウイルス感染症は小児慢性特定疾病に含まれるべき疾病であると考えています。

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