2013-09

MRワクチン

 先週末から MR (麻しん・風しん)ワクチンの流通制限が解除されました。
 本院でもワクチンの十分量の確保ができそうです。

 日南市では昭和48年4月2日生まれから平成2年4月1日生まれの方に対するワクチン代金の半額助成が来年3月31日まで延長されました。

 男性の方も積極的にワクチンを接種してくださればと思います。

風しん抗体価測定とワクチン接種推奨

 職場の全職員の風しん抗体価を調べてみました(前回の記事参照)
以下、気がついた事です。

1 34歳以上の男性に抗体陰性者が多い
2 25歳〜34歳の女性に抗体陰性者および抗体価低値の人が多い
3 新人さん(23歳未満)の方の多くは高力価の抗体がある

 以前、風しんワクチンの接種状況についての記事を掲載しましたが、ほぼ予想したような結果となりました。

 さて、これまでMRワクチン(麻しん・風しんワクチン)が1週間に1〜2本しか入荷していませんでした。しかし、昨日からMRワクチンの流通制限が解除されました。

今後は
1 妊娠可能(希望する)年齢層の女子で抗体陰性者および抗体価低値の方
2 1の方の配偶者および家族
3 妊娠は希望していないが女性職員および家族
4 上記と関係なくても高抗体価以外の方

 十分なワクチンが確保できるまでは、このような順位付けでワクチン接種を推奨して行く予定です。

風しん抗体価測定

 首都圏をはじめ、都市部での風しんの流行が問題になっています。風しんウイルスは先天性感染症の原因となるウイルスです。

 現在、風しんのワクチン(実際にはMRワクチン)が週に1〜2本しか入荷していません。でも、幸いなことに、宮崎県では風しんの流行が見られていません。

 数少ないワクチンを有効に活かすため、また今後起こるかもしれない地域流行に備えて、職場の全職員を対象として抗風しんウイルスIgG抗体価を測定することにしました。

風疹IgGキット

寄生虫

 サナダムシ? に続く寄生虫の話です。

 馬刺しのように馬肉を生で食べれる理由をインターネットで調べてみると、多くの馬肉販売店のホームページに『馬の体温は牛や豚より5~6度高いので寄生虫が住みつきにくい』とありました(文面もほぼ同じコピー&ペースト状態です)。

 でも、獣医学の本には
ニワトリ…40~42℃
豚・羊…38〜39℃
牛…38.8℃前後
馬… 37〜37.8℃(競走馬は疾走後に一時的に40℃ほどになるようです。)
とあります。

 また、馬の寄生虫として条虫、回虫、糸状虫等々が獣寄生虫学書に記載されています。

 馬の寄生虫はヒトに寄生しにくいだけで、『馬の体温が高いから寄生虫が住みつきにくい』とは言えないようです。

 加熱調理をして食べるのは人間だけです。他の動物は生ものを食べています(人工飼料で飼育してる家畜を除く)。
 放し飼いされて、生き生きとしている家畜ほどさまざまな物を口にする機会も増えます。すなわち、寄生虫などと接触する機会も増えます。野山を駆け回っている健康的な動物(家畜)ほど寄生虫や病原微生物がいて当然と考えるべきでしょう。
 『新鮮だから生で食べても大丈夫』とは言えないのです。

 小中学校時代の社会の教科書に、人類が火を使うようになった年代が書かれていました。今更ながらに、その医学的な意味の大きさを感じています。

 『人類は火を使う事で寄生虫症や腸管感染症になりにくくなる機会を得る事ができた。』

起工式

昨年末まで研究所があった外来・研究棟があった場所に、新しく2病棟(一般内科病棟)が建設されます。
本日、起工式がありました。
明け方は台風の影響で暴風雨たったのですが、起工式の時間には青空が見えてました。

起工式

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